気になる症状
か行の病気
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屈折異常 (近視・遠視・乱視)屈折異常は近視(近眼)、遠視、乱視などの事をさし、視力低下の原因として、最も多いと言われています。近視とは、眼の中に入った光が、網膜(眼の中で光を受診する膜)の前で焦点があってしまう状態です。遠視とは、反対に、眼の中に入った光が、網膜の後ろで焦点があってしまう状態の事です。乱視とは、眼に入った光が、光の通り道(角膜・水晶体など)に歪みがあるため、網膜のどこにも焦点が合わない状態です。上記、屈折異常はいずれも裸眼視力(メガネやコン…続きを読む
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角膜異物眼の表面の角膜に異物が刺さった状態です。グラインダーを使っていて、鉄片が飛んできたり、芝刈り機を使っていて、石片が飛んできて刺さってしまうことがあります。鉄片を放置すると、錆が原因で視力障害が進んでしまうことがあるため注意が必要です。また、異物が角膜を貫いて眼内まで入ってしまった場合は重症化することもあります。
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加齢黄斑変性症【概念】・加齢により、網膜色素上皮が変性し、沈着物(ドルーゼン)と脈絡膜新生血管により黄斑部が変性する疾患です。【病態/症状/分類/所見】⒈前駆病変加齢や、遺伝子異常、喫煙の影響などが原因と言われています。まだ、発症前です。→網膜色素上皮の変性・ドルーゼンの沈着。発症後は、新生血管の有無によって、【滲出型】と【委縮型】の二種類のタイプに分けられます。⒉滲出型脈絡膜新生血管→網膜色素上皮にむかって発育、網膜に到達→網膜に出…続きを読む
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眼瞼炎まぶたや、まつげの生えぎわ、目尻に起こる炎症です。皮膚が腫れて赤くなったり、ただれて痛みやかゆみがでたりします。原因として不潔、脂漏性皮膚炎、細菌感染、アレルギー等が考えられます。原因に応じて点眼薬や軟膏を使用し治療します。
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眼底出血眼底出血とは網膜という眼球奥の光を感受する組織の血管が破綻し起こる出血です。症状としてゴミや虫のような浮遊物が見える(飛蚊症)、靄がかかって見えることがあります。原因として代表的なものは糖尿病、動脈硬化による網膜中心静脈閉塞症、網膜剥離、加齢黄斑変性症等が挙げられます。出血自体は経過観察で自然に引いてくることもありますが、原因となる病気によっては緊急手術が必要な場合もありますので早めの眼科受診が必要です。
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結膜異物まぶたの裏の結膜(眼瞼結膜)と眼表面の角膜のすき間に異物が入ってしまった状態です。瞬きをすると、異物が角膜に当たるために異物感を生じます。放置していると眼表面に傷がついてしまったり、そこに感染を起こしてしまうこともあります。
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結膜炎白目の炎症で充血と目ヤニをきたします。原因として細菌、ウイルスの感染症、またアレルギーが多くをしめます。感染症の場合はご家族や周りの方にもうつってしまう危険性もあり、お仕事や学校をお休みする必要がある可能性もありますので眼科を受診し適切な対処が必要です。治療として抗菌薬や抗炎症薬の点眼を行います。
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結膜下出血【病態/特徴】結膜下出血は眼の構造を維持する強膜(いわゆる白眼)と強膜の上にある透明な結膜の間(結膜下)で出血した状態です。出血が強膜と結膜の間に広がるため、絵の具を塗ったように真っ赤に見えます。原因は多岐にわたり、眼の手術や眼をこすった刺激などで発症したり、抗凝固薬・抗血小板薬を内服されている方は発生しやすいとも言われています。【治療】見た目は派手ですが、実は無治療で1-2週間で自然に色が薄くなっていきます。一般的に目薬などで…続きを読む
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結膜弛緩症白眼(結膜)に皺がよると、瞬きの際に擦れるため、異物感を感じることがあります。加齢や紫外線、炎症が原因で起こり、放置していても治らないため、症状が強い場合には皺取りの手術を行うことがあります。ドライアイの原因にもなるので、気になりましたら、是非ご相談ください。