気になる症状
あ行の病気
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アレルギー性結膜炎アレルギー性結膜炎は、花粉やハウスダストなどのアレルゲンに対する眼の反応によって引き起こされる炎症性の疾患です。眼のかゆみ、充血、腫れ、流涙などの症状が特徴的です。病態/特徴花粉、ダニ、ハウスダスト、動物の毛、カビ、黄砂などをアレルゲンとする、Ⅰ型アレルギ一反応(春季カタルはⅣ型)です。スギ花粉が原因の最多で、掻痒、充血、流涙、眼脂、結膜浮腫、眼瞼浮腫など様々な症状や所見を呈します。症状眼のかゆみ結膜の充血や腫れ流涙(涙が多く出る)…続きを読む
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円錐角膜【概念】・角膜の実質が菲薄化し、中央から下方が円錐状に突出する原因不明の疾患です・10-30代のアトピー患者に合併することが多く、年齢とともに進行は止まる事が多い。 【検査/診断】・細隙灯顕微鏡で角膜菲薄化、下方突出、フライシャー輪(角膜周辺部への環状のヘモジデリン沈着)の確認を行います。・オートケラト・レフラクトメーター⇒近視・遠視・乱視など屈折の度合いや角膜のカーブ(曲率半径)を測定する機械で、気球や一本道の画像をみて…続きを読む
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黄斑円孔【病態/特徴】網膜の黄斑部という、眼の中のスクリーンが硝子体に引っ張られ、黄斑部に穴が開く病気です。特発性(最も多い)、近視性、外傷性、続発性など様々な原因がありますが、機序は全て同じです。黄斑部に付着している硝子体により牽引がかかり、黄斑部に円孔が開くことで視力低下・変視が起こります。通常はPVD(後部硝子体剥離)が起こり、黄斑部と硝子体が分離して剥がれますが、そのまま黄斑が硝子体に引っ張られると、黄斑円孔が生じます(穴が開く)。60…続きを読む