気になる症状
さ行の病気
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視力が低下した視力低下といっても、急に起こるものから緩やかに起こるものまでさまざまです。眼鏡やコンタクトレンズで矯正できるものや、休んでいるうちに回復するものは心配ないことが多いですが、矯正しても視力が出なかったり、視力低下が続く場合は、円錐角膜、白内障、緑内障、網膜剥離などの眼底疾患など、様々な病気が原因として考えられます。病気によっては早急な治療が必要なものもありますし、眼以外に視力低下の原因があることもあります。医療法人慶眼会横浜けいあい眼科和田町…続きを読む
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視力について視力とは、物をどれだけはっきりと見ることができるかを表す指標です。一般的に、5メートル離れた場所にある視力検査表の文字を読むことができる能力を測定します。視力の仕組み眼に入った光は、角膜と水晶体で屈折し、網膜上に像を結びます。網膜の視細胞(錐体と桿体)が光を電気信号に変換し、視神経を通って脳に伝達されます。脳の視覚野で情報が処理され、像を認識します。視力の表記方法視力は、分数または小数で表記されます。分数の場合、分母は検査距離(通常5…続きを読む
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充血について結膜充血は、眼球表面を覆う結膜の血管が拡張し、目が赤く見える状態を指します。多くの眼疾患や全身疾患で見られる症状であり、適切な診断と治療が必要です。結膜充血の原因感染性結膜炎(ウイルス、細菌、クラミジアなど)アレルギー性結膜炎(花粉、ハウスダスト、動物の毛など)ドライアイ(涙液の量や質の低下)眼精疲労(長時間のパソコン作業や読書など)外傷や異物の混入コンタクトレンズの不適切な使用全身疾患(高血圧、糖尿病、自己免疫疾患など)結膜充血…続きを読む
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霰粒腫瞼にある脂を出す組織(マイボーム腺)に分泌物のつまりが生じ、そこに炎症を起こすことで生じます。瞼にコロコロとしたできものが触ると確認でき、炎症を伴うと痛みがでることもあります。治療として抗菌薬、抗炎症薬の点眼や軟膏を使い様子を見ます。それでも治らなければ手術でしこりを摘出することもあります。
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斜視概要斜視は、両眼の視線が正しく見る対象に向かわず、ずれる症状のことをいいます。外見上は片方の目が正常な方向を向いているのに対し、もう片方の目が内側や外側、上下にずれた方向を向いているように見えます。両眼で物を見る機能が低下するため、立体視力の低下や片眼での視力発達不全を招く可能性があります。一方の目が正常に対象物を注視している間に、もう一方の目が上下、内側、または外側にそれることがあります。この病状は、見た目に影響を及ぼすだけでなく、視力の問題、…続きを読む
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睫毛乱生(逆さまつ毛)、眼瞼内反まつ毛が内側を向いていたり(子供に多い)、まぶたが内側を向いていたり(高齢者に多い)すると、まつ毛と角膜が擦れて異物感を感じることがあります。軽い場合は問題ありませんが、角膜に傷がついたり、症状が強くなってしまった場合にはまつ毛を抜いたり、手術をして治す必要があります。
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視覚の感受性期視覚の感受性期視覚は私たちが世界を知覚する上で最も重要な感覚の一つです。しかし、この視覚が形成される過程には特に重要な期間が存在します。それを「視覚の感受性期」と呼びます。視覚の感受性期について、一般の方にも分かりやすく説明します。視覚の感受性期とは?視覚の感受性期とは、生後数年間にわたって視覚系が環境からの情報を積極的に吸収し、正常な視覚機能を発達させるための重要な時期を指します。この時期には、目や脳の視覚中枢が迅速に成長し、外界からの視覚…続きを読む