視力について
視力とは、物をどれだけはっきりと見ることができるかを表す指標です。一般的に、5メートル離れた場所にある視力検査表の文字を読むことができる能力を測定します。
視力の仕組み
眼に入った光は、角膜と水晶体で屈折し、網膜上に像を結びます。
網膜の視細胞(錐体と桿体)が光を電気信号に変換し、視神経を通って脳に伝達されます。
脳の視覚野で情報が処理され、像を認識します。
視力の表記方法
視力は、分数または小数で表記されます。
分数の場合、分母は検査距離(通常5m)、分子は最小識別視角(1分)に相当する大きさの文字を識別できる距離を表します。
例えば、視力1.0(20/20)は、5mの距離から5mの距離で識別可能な大きさの文字を見ることができることを意味します。
視力の発達
乳幼児期は視力が未発達で、徐々に視機能が向上していきます。
学童期までに視力は成人レベルに達し、その後、老化に伴って低下していきます。
適切な視覚刺激と眼の健康管理が視力発達に重要です。
視力低下の原因
屈折異常(近視、遠視、乱視)・眼精疲労・老視
眼科疾患(白内障、緑内障、糖尿病網膜症など)
全身疾患(高血圧、糖尿病など)
他にさまざまな原因があります。
良好な視力を保つために
定期的な眼科検診を受けて、早期に異常を発見し治療することが重要です。
適切な照明の下で、姿勢に気をつけて読書やパソコン作業を行いましょう。
休憩を心がけましょう。
バランスの取れた食事と適度な運動で全身の健康を維持することも大切です。
視力は、日常生活や学習、仕事において非常に重要な役割を果たしています。定期的な眼科検診と適切な生活習慣を通して、良好な視力を維持しましょう。視力に関するご相談は、当院までお問い合わせください。
横浜けいあい眼科
診療時間
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