気になる症状
た行の病気
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中心性漿液性脈絡網膜症中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)は、網膜の黄斑部という視力に最も重要な部分に網膜剥離が発生する病気です。自覚症状としては、視界の歪み、視力低下などの症状が起こります。30~50代の働き盛りの男性の片眼に発症することが多いく、ほとんどは良好な経過をたどり自然に治ることが多い病気ですが、再発も起きやすく、レーザー治療などを行うこともあります。 図1.正常な網膜(OCTスキャン) 図2.中心性漿液性脈絡網膜症の網膜…続きを読む
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ドライアイ【病態/特徴】ドライアイとは「さまざまな要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患であり、眼不快感や視機能異常を伴う」と定義され、涙液減少型と蒸発亢進型とに大別されます。そもそも涙は、涙腺という眼球の外上側にある組織で作られ、瞬きで目の表面に行き渡ります。大半は、目頭にある「涙点」という小さい穴から鼻の奥に排出され、一部は眼の表面から蒸発します。この涙腺機能が低下することにより、涙が出なくなる病態を「涙液減少型」に、眼の表面から蒸発しやすくなった病…続きを読む