花粉が飛ぶ前に知っておきたい! アレルギー性結膜炎について
2月は外出する際にまだ寒さを感じる季節ですが、春に向けて花粉が飛び始める時期でもあります。花粉によって目がかゆくなったり、赤くなったりする症状は、アレルギー性結膜炎と呼ばれる目のアレルギーの一つです。目のアレルギーは鼻の症状と一緒に現れることも多いです。2月のうちに予防と対策を知っておきましょう。
アレルギー性結膜炎とは?
アレルギー性結膜炎は、花粉やハウスダストなどのアレルゲンに反応して、目の表面を覆う結膜が炎症を起こす病気の総称です。 中でも、「季節性アレルギー性結膜炎(いわゆる花粉症の目の症状)」は、花粉によって引き起こされます。春ではスギやヒノキ、初夏ではカモガヤやオオアワガエリ、秋ではブタクサやヨモギが代表的です。
症状
・目がかゆい
・目が赤くなる(充血)、腫れる
・涙が出る
・異物感(ゴロゴロした感じ)
・目やにが出る
・視力低下(重症化した場合)
特に目のかゆみはアレルギー性結膜炎の特徴的な症状です。 かゆいからといって強くこすると症状が悪化したり、角膜(黒目)を傷つけたりすることがありますので注意が必要です。
2月からできる対策
<花粉が飛ぶ前の準備 >
毎年花粉症で目の症状が出る方は、花粉が本格的に飛び始める前に準備を始めると、症状が軽くなったり、症状が出る時期を遅らせたりできることがあります。たとえば、抗アレルギー点眼薬を花粉飛散前から使う方法が有効とされています。
<花粉との接触を減らす工夫 >
・外出時に花粉防止用の眼鏡を使う
・帰宅時に衣類や髪についた花粉を払い落とす
・室内の空気を清潔に保つ
これらの工夫は、目に入る花粉の量を減らすことにつながります。
治療について
アレルギー性結膜炎の治療は、眼科で処方される点眼薬が中心です。
抗アレルギー点眼薬:ヒスタミンの作用を抑制し、炎症を抑えます。
ステロイド点眼薬:重症な場合に炎症を速やかに抑える効果があります。
人工涙液:目の乾燥を防ぎ、洗浄効果もあります。
環境改善:アレルゲンを避ける、掃除を徹底するなどの予防策が重要です。
まとめ
2月は花粉症シーズンの始まりに向けた対策を始める良いタイミングです。特に春に毎年目のかゆみや充血を感じる方は、今のうちに予防の情報を知り、準備しておくことが症状を軽くする助けになります。
目のかゆみや充血などの症状が続く場合は、早めに眼科を受診しましょう。
当院では、アレルギー性結膜炎の診断と治療に豊富な経験を持つ医師が対応いたします。お気軽にご相談ください。