6月10日は「こどもの目の日」〜子どもの視力を守るために〜
「こどもの目の日」とは?
6月10日は「こどもの目の日」として、日本眼科医会が啓発活動を行っています。
これは、子どもたちの視力低下や眼の病気の早期発見・予防を目的とした日です。
成長期の子どもの眼はとてもデリケートです!
将来の学習や生活に大きく関わる視力を、今しっかり守ることが大切です。
近年増えている子どもの視力低下
近年、スマートフォンやタブレットなどの使用時間が増え、子どもの近視(近くは見えるが遠くが見えにくい状態)が急増しています。 特に小学生の段階で視力が低下すると、そのまま強度近視に進行する可能性もあります。
チェックしてみよう!お子さんの眼のこんなサイン
- テレビや本を近くで見るようになった
- 目を細めて見ることがある
- よくまばたきをする
- 目をこするしぐさが多い
- 黒板の字が見づらいと言う
- 外で遊ぶより室内でスマホを見ていることが多い
こうしたサインがある場合は、早めに眼科で検査を受けることをおすすめします。
こどもの眼を守るポイント
- 外遊びの時間をしっかり確保(1日2時間外に出て太陽光を浴びること)
- スマホ・ゲームの時間を決める
(30分に1回は休みを入れ、2m以上遠くを10~20秒見るようにすることが大事です) - 本や画面との距離を保つ(30cm以上)
- 定期的な眼科検診を受ける
当院ではお子さまの目の健康をサポートしています
当院では、お子さまの視力検査・眼のトラブル相談・近視抑制治療(オルソケラトロジー、低濃度アトロピン点眼液)などを行っています。 お子さまの視力に不安がある方は、お気軽にご相談ください。
詳しくは、下記ページもご覧ください。
▶︎小児眼科について
▶︎学校・保育園への出張健診について
毎日のちょっとした意識が、お子さまの視力を守る大切な第一歩になります。
「こどもの眼の日」に、大切な目を取り巻く環境を今一度確認してみましょう!