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神津島での眼科診療の実態調査、眼科診療及び指導、本島との眼科遠隔診療の実証

2021年11月1日から2日まで、富士箱根伊豆国立公園に指定されている伊豆諸島の「神津島」にて、現地医師と協力しながら、眼科診療の実態調査、眼科診療及び指導、さらに本島との眼科遠隔診療の実証を行いました。
以前TV東京でご紹介いただきました取り組み内容です。

今回の活動は、当院の矢津啓之医師が理事を勤める、NPO法人ファイトフォービジョンの活動で行い、横浜けいあい眼科からは矢津啓之医師と清水映輔医師が参加いたしました。

神津島は、東京本土から約180km南に位置し、人口は1900人弱(2021年10月1日時点)と比較的小さな島です。伊豆諸島が創られたはるか昔、島々の神が集まり、命の源である水をどう配分するかの話し合いが開かれた場所であり、昔は「神集島」とも言われた神聖な場所です。活動期間中は天気に恵まれ、温暖で過ごしやすい気候でした。

我が国において、新型コロナウイルスの新規感染者数の減少に伴い、療養者数や重症者数も減少が継続していますが、依然として国際的には収束の兆しが見えていないため、今年は国内での活動となりました。
今回ご協力頂いた神津島村国民健康保険診療所には、本島から派遣されている総合診療科の医師2名が在籍しており、その他にも定期的に歯科や眼科などの専門領域の医師が、大学や総合病院から来訪し、検診や診療を行っておりました。
2日間の視察で、眼科診療の実態調査、現地医師への眼科診療及び指導、さらに本島との眼科遠隔診療の実証を行いました。

現地には、視力検査表や固定式の細隙灯顕微鏡が1台ありましたが、訓練し使いこなせないと正確な診断は難しいのが現状です。そこで今回は、今までの国際医療協力の経験を通じ、携帯型の医療機器を持参し、受診を希望された患者様10名を現地医師とともに診察を行いました。

また、現地の通信網は整備されていたため、現地医師と、横浜けいあい眼科の佐藤真理医師との間での同時間内での遠隔診療の実証も行いました。スムーズに行うことができ、今後医療過疎地域との連携に役立つための一歩となったと考えております。

今回の活動は、毎年行っている海外医療協力とは異なり、物資の支援や手術協力が目的ではなく、我が国における医療過疎地における眼科診療の実態の調査や指導を行いました。1人でも多くの方に光を届けるため、横浜けいあい眼科は、NPO法人ファイトフォービジョンなどのパートナーとともに、今後も眼科医療協力活動を続けていきます。


最後にはなりましたが、ご協力頂いた神津島村国民健康保険診療所の医師、看護師、スタッフ、患者様など全ての方々に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

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